パッド交換をしようと思ったらピストンが引っ込まない
H8年 HDJ81V 走行72000キロ


0年間塩カル漬けの
キャリパー

サビでガビガビ

ジェットタガネで
ガビガビを除去

ジェットタガネの
威力はすごい

ガッチリ固着してた
ピストン

ダストブーツ装着部も
ガビガビ

固着したピストンも
必ず抜きます

リヤのピストンも同じ
キャリパーサポート
強アルカリ熱湯温泉
で垢落とし

油分は取れたが
ガビガビは健在

オリジナルサンブラ
全部手作り

ガラスはジムニーの
リアガラス

直圧式プロパンボンベ改メーターはHKS

直圧式のブラストの威力
メディアはガラスビーズ

使用前・使用後

ピストンも

リアのキャリパーも


ダストブーツの溝の中もキレイ

キャリパーサポート

キャリパーピンの
キャップ装着部

オイルラインに
入ったガラスビーズ

超音波洗浄機で
奥の奥まで洗浄

絶対お勧めのシリコングリス¥9000

ブーツの裏に防錆の為
チョット多めに

塗り広げます

完成
番外編
トラストのATペール缶と日野のペール缶合体

燻製タマゴ


北海道では冬は路面凍結防止のために塩化カルシュウムを大量に撒き散らすのですが
その結果はキャリパーの固着が頻発します。
キャリパーO/Hの際にピストンが抜けてこない場合はAssy交換が多いと思います。
しかしユーザーのサイフには思いもよらぬダメージでしょう。
貧乏性の私は何が何でも抜きます男だから余計に抜くことに執念をもってピストンを抜きます。
抜く為に専用の工具を製作していますのでガスであぶったりしませんのでご安心を。

通常のO/H作業ではキャリパー本体のダストブーツの溝や外周部のサビは金ブラシでこすろうが
マイナスドライバーでこすろうが絶対に取れません。
ガビガビの状態のままリペアキットだけ交換しても一冬越せば又必ず固着します。
無駄な作業に工賃を払っては悲しいです。

私のこの作業時間は丸一日掛かりますので一般の整備工場ではやりたくても不可能だと思います。
もっと不可能なのは仕事中に燻製タマゴなど作った日にゃクビもんだろうし

工賃は1輪¥9.000円です安いか高いかは人それぞれでしょう
お金に余裕のある方は新品Assy交換がお勧め


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