(勝手に)世界記録樹立!!
スーパー
ランクル80
オートマ)
ゼロヨン 13秒916!
スーパードラッグ北海道 Final Round 11月2日 ワーカム北海道 直線周回コース

オートマの清野号、長年の目標だった13秒台に突入!


その挑戦の始まりは・・・・

1999年6月に千歳スポーツランドでのゼロヨンでオートマ初の14秒台突破(14秒886)!

開催1週間前にトルクコンバーターのフリクションプレートが巨大なトルクに負け破損、
徹夜で強化品を製作し、なんとか当日に間に合い好成績をゲット!
(↓フリクションプレートを手に記念写真の清野ファミリー)

↑なつかしー、OPT4 1999・8月号より・・・・・・


その後もマシンは手を変え品を変え、来たるべき
Xデーにむけ変貌していった。


↑’99年12月


↓昨年、白老でのゼロヨン前夜


写真は今年 10月5日 ROUND4 清野サンBest Lap 14秒192


とにかく80が好きだから・・と、このマシンにかける思いは計り知れない清野さん
今後のタイムの伸びに目が離せませんよー。



                                 友人でありライバルでもある吉田サンと。
13秒916。
この記録は半年や1年の付け焼刃的なドライビングと
チューニング技術では達成出来ないタイムです。
ディーゼルチューニングが盛んな時代は、皆さんが通称「パワーロッド」と
「スモークセットスクリュウ」だけイジクッて黒煙モウモウで撒き散らして
「これぞ、ディーゼルチューニングの極意」的な間違ったチューニングが
横行していたのですが、環境問題が取沙汰されてからは蜘蛛の子を散らすように
「ディーゼルは今後もう儲からないから、や・め・た。」と
商売第一で無謀なチューニングは姿を消しました。

そんな中でもひっそりと環境問題も考えながら、新たなディーゼルチューニングを
試みて思考錯誤を繰り返していた結果何とかこの記録が達成出来ました。

この記録の一番の重要点である噴射ポンプですが
、技術的な知識がセッティングに必要な為、
三重県のGROW(グロー)以外の一般のお店には供給はしておりません。
一度だけ、懇願されて200馬力程度に押さえたファインポンプを
供給したお店があるのですが、吊るしのまま装着されての感想は
「300馬力は出ているでしょう」との感想を言われましたが正直に
「このポンプの燃料の吐出量では220馬力が限界ですよ。」
と説明をしたのですが、ガバナ特性を変更している為に実馬力より
体感馬力が大袈裟に感じられたと思います。
その後、御自分で分解調整されたようで、私のところではなく
GROWの店長に「調子が悪くなって燃料漏れする」
との苦情?の電話を頂いたのでどう対応したら良いかと
逆に相談されたので困惑しました。

80から100になってポンプも当然電子制御化されたのですが
当初1年間ぐらいの間は密かに制御の仕組みを理解するために費やし
解析不可能のECUの盲点を遂に探し当てたのですが
なんと黒煙がモウモウ状態で、とても一般にはリリース出来る商品
では無く、愕然としましたが何とか制御を可能にすることが出来ましたが
一般に供給するには、無理と判断し試作品のシステムとして現車セッティングに限り
リリースしたのですが、その後HKSとスーパーAFRの開発に取り組み
より環境問題に対応したシステムになりました。
ランクル100のECUの解析はショップレベルでは全く無理ですし万が一出来たので有れば
チューニングメーカー以上の技術を備えた素晴らしいお店でしょう。
私はECUの盲点を突いて誤魔化しているだけですが・・・
キモは噴射時間を延ばして燃料を増量するのではなく、噴射率の向上です。
基本のキモは80も100も同じです。
キモを理解して頂かないと、80のファインポンプも100のプロトシステムも
最悪な「黒煙発生機」になってしまうため限定商品にならざるおえません。

チューニングと言う商品もいつまでも同じ内容では、飽きられてしまいますし、似たような商品も
沢山出て来るわけで、次期の新しい商品はもう開発中であり8割方仕上がっているのですが
ランクル100ディーゼルECUのアッセンブリで供給出来るのも間近です。
しかしこの商品も取り扱い店は限定になるでしょう。
ランクル好きの皆さんは、二番煎じでは満足しないでしょうから。
ご期待ください。

来期のシリーズ、80だけでなく100のチャレンジも楽しみです
スポット参戦で、ゼロヨンの醍醐味を味わうのもいい経験ですよね
みんなでチャレンジしよー!

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