27万キロ走行のランクル８０のエンジン
「エンジン振動して変だ」と入庫です。
見た瞬間にバラシ決定。
その２
 バルブを抜いた ヘッドを良く見ると |
 当然シートは 虫食いだらけ |
 もっと観察すると・・ あれ？− |
 こいつも 弁間亀裂？ |
 レッドチェック |
 こりゃ〜レッドカードで退場決定 |
 キロ18円の屑鉄 新品は12万円なり |
 27万キロのバルブの当たりを見ましょう |
 光明丹をうすく塗ってパコンっと叩くと |
 熟成された当たり幅 ですが、不味い |
 これは新品のヘッドの当たり幅 |
 スプリングを載せて |
 リテーナーも載せて |
 コッターを置いて |
 スペシャル工具を 使い |
 手力で一気に挿入ジラセてはダメ |
 クリアランス調整 |
 このエンジンのシム だけは沢山の在庫 |
前回作業分の更新が2月でしたが今はもう10月です。
このオーバーホルに10ヶ月はかかっておりません。
この後もマメに更新して行こうと気持ちはあったのですが
多忙のためＨＰの更新をサボッていたのですが
作業は絶対に手を抜いたりサボったりはしていませんのでご安心下さい。
１ＨＤＴはもう20年選手で20万キロ以上の走行距離が当たり前ですが
メンテナンス状態が良ければビクともしない丈夫なエンジンですが
中古車として購入された場合は以前のオーナーの使い方次第で耐久性が大きく変わってきます。
心配なお客様はご遠慮なくご相談下さい。